布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は大津市市社協の方と、これから自分がどう関われるか、色々相談に乗っていただきました。
3人の方と、1時間半くらい。具体的な試みがサクサク出てきて、来年度の風景が見えてきました。
そこの根底には意外にも20年間、ゆっくりとサイドで培ってきた布おもちゃを通してのボランティア的な活動が役にたってました。
途中息子の病気で辞めてしまった、多機能高齢者施設での手作り教室。友達の施設で月2回作ってもらってたのが10年くらい前。
認知症の方も、片手麻痺の方も、女性の方は全て参加してくださって、作り上げて、その作品を愛おしそうに抱きしめてらした暖かい記憶。
それが大きな自信になっているんだなあ。
なんでもやってみるもんだなあ。
母子生活支援施設での講習内容は、いつも頭を悩ませてます。
年に3回の講習だけれど、10年もするとネタが切れるし(退所されてる方も多いから、今は2周目くらいかなあ)あまり縫ものが得意じゃない方が多いから簡単で2時間で完成できるものを考えなくっちゃいけない、と思っていたんですけど、最近ちょっとした変化が!
前はカットした布をボンドで貼るっていう作業をしてもらっていたのを、ここのところ2回、縫ってもらってます。ボンドだから参加してたって方もいらっしゃるから、その辺りは参加しづらくなったかもしれないけれど、最終的に縫った方が持ちがいいのも事実で、「せんせー、前のぶっ壊れたわー」っていう感想のいただていたし。
参加される方がある程度固定してきたせいか、縫い物重視にしてから、みなさん確実に腕を上げられた。というか、参加の後、同じ作品を数点作られる方が出てきた!
それをお友達に上げたりされるうちに、「ハンドメイドマルシェ」出出してみたら、というお声がかかったらしい!
まずはせんせーに許可をもらって、ってことでご相談いただいたんですけど、もちろんもちろんオッケー!
嬉しい嬉しい嬉しい。
実はこの方、手芸教室は大好きなんですけど、参加され始めた時は「せんせー、やってやって」というちょっと甘えたさんだったんです。その方が靴下ぬいぐるみから覚醒されて1日1個作られるようになった!
そしてサコッシュもこうして教室が終わった後も作って、写真を送ってくれる。
最近居場所作りのいろんな講演会とか拝聴すると、人との関わりはゴールの見えない果てしない時間だったりするのを改めて実感するんだけど、こうして小さくても関わりの中で嬉しいことを届けてくれると、続けてきたことに少し自信が持てたりして、昨日はとても嬉しかったんです。
何度も挫折しながら誤魔化しながら、完成できました!
直径5cmのクマさんのマカロンケース。
問題は、マカロンケースの土台になる土台(ここではくるみボタンに使う金具を使用)の大きさと、販売されてるファスナーの長さが合ってないかも、ってところです。
今回は簡単に作りたいので、土台にフェルトを包みました。そうなると丸の周りの長さが薄いコットン素材より長くなって、ファスナーの長さも変わってきます。
あまり手芸が得意じゃない方に作ってもらうための簡単手作りにしたいので、ファスナー付けをもっと簡単に綺麗につけられるようにしたいんだなあ。
もっと大きくした方がいいかな。色もビビットな方がいいかな。
最近若い子たちが大きなぬいぐるみをカバンにつけてるのを見かけるんですよね。
色々試行錯誤してみます!
次の母子生活支援施設に向けて今考えてるのが、マカロンケース。
参加してくださる方がだんだん固定してきて、その方々の腕がだんだん上がってきているので、今回はファスナーに挑戦しようかと思っているんです。
クマのマカロンストラップをふとみて、これがファスナーで中に何か入れられたらサイコーじゃん、って閃いた。絶対作りたい!って言ってくれる。
ただ、実は私自身がファスナーが得意じゃない。ファスナー作品を割と避けてきました。
難しくなく、ファスナーをつけられる方法。
YouTubeのハンドメイド作家さんの動画を見続けてます。
うまいなあ、見せ方。ミシンで縫ってるところも上手く撮ってらっしゃる。わかりやすいわー。と、ファスナー付けよりそっちに目がいっちゃって、両方の勉強になってたりします。
さてさて、今日もクマのマカロンケースに挑みます。明日には完成作品を載せることができるか!
あやよくば、YouTubeに動画も載せたいんだなあ。