布絵本と布おもちゃの部屋
昨日ぶらっと169ばんちさんへ寄って、木がどうなってるか見てきました。
桜がちょっと残って緑の葉っぱがちらほら。
なかなか季節をとらえてるいい感じの進行。
第一火曜日がハンドツリーの活動日なので、ここで一挙に増える予定。ここの木も緑に囲まれると思います。
そんな中、居場所を管理されてるさきこさんが「これ、20代の男の子が作ったんですよ」と見せてもらった葉っぱ。
「私がちゃんと教えてなかったから、こんな感じになっちゃいましたけど、どうしましょうねえ」とおっしゃいまして、
「いやいやいや!これがいいんですよ。この感じが素晴らしい!
自然の中のものってちゃんと形が整ってたり綺麗だったりしないわけで、この作品は虫が食ったような感じが醸し出てるじゃないですか。
ここままがぜったいいいです!」と言いました。
後から聞くと、この男の子は常連さんで毎週土曜日にやってくるんですって。
作業所に勤めていて軽い知的障害を抱えているけれど、家庭科はちゃんと学んだので玉留めはできるんですってご本人がおっしゃってたらしい。
確かに!ちゃんとできてます。
玉留め、難しんです。出来ない方、結構います。
彼は小学校のお子さんたちの面倒をよくみてて、よく遊んでくれたんですって。
そのお子さんたちがもう大きくなっちゃって、彼と遊ばなくなったんだけど。
彼はいつも土曜日、背中に人生ゲームを背負ってやってくるんだって。
あーーー、会わなくっちゃ、この葉っぱを作った青年に!
季節は移ってます。
ぶらっと169ばんちさんの木もそろそろ桜から新緑へ。
昨日ぶらっと立ち寄って、葉っぱを作ってきました。2枚。
針を持つのがちょっと辛いご高齢の方が、色々と飾り方の提案をされて「ごめんなさいねえ、縫わないのに口ばっかりで」とおっしゃるので、
「いやいや、いろんな方が作るっていうのが居場所ですから。アイディアを出される方、縫う方、いろんな方がいていいと思います!」とお話ししました。
得意分野ってありますから。
そこに初めて会う若いママがいらして、家で縫うのは大変だけどここでまったり何か作りたいなあとおっしゃったので、木を彩るアイテムを作る傍ら、簡単にできるおもちゃを教えてあげましょう、って話になりました。
居場所を運営されてるさきこさんのお孫さんが新中学生でクラフト部に入られたというお話で、この間お会いしてお話しする機会があった時、「あ、この子作るのが好きな子だなあ。色々教えてあげたいなあ」って思ったんです。
この場で中学生や小学生たちを教えることもしたいなあ、と思ったんです。
居場所、ゆっくり動いてます。
余談ですけど、昨日の日記のウルトラマン、足をドンと踏ますと「ジュワッチ!」と言った!
双子、予想通り取り合いの喧嘩。
2月から関わっているぶらっと169ばんちさんの活動は、第1火曜日の午前中。
お部屋に飾られてる木を彩ろうっていう企画。名付けてハンドツリー。
4月初めのこの時間、いろいろ年度はじめ忙しいこともあってか、後半お一人いらっしゃって、宿主さんと私と3人の時間でした。
そのあとからいらした方は、70代半ばで針を持つのがちょっと辛いから見てるだけね、と言う参加のされ方。
いろいろお話ししてると、窓の外に見えるお花はこの方が育てていらっしゃると言うお話。
「あれはアネモネ。きれいに咲いてくれたわ。お花は手をかけたらかけた分、応えてくれるから」
このセリフ、母もよく言ってました。「子どもはそうはいかなかったけど」と言うセリフと共に。
「家には庭がないからここで育てさせてもらってるの」とおっしゃってました。
そしてこの場に集う人々を癒してくれる花たち。
まだ3ヶ月だけど、居場所作りの場に関わらせてもらって、(waiwaiスポットさんも含めて)時間の流れ方とか、関わり方とか、学んでます。
私はいつも手芸好きな方との時間が多かったから縫うことへの楽しさばかりを考えていたけれど、苦手な方やしんどい方もいらっしゃる中、ピンポイントで楽しみを見つける方も、なんとなく参加してる方もいる。そういう位置にあるんだということを、ぼんやり掴みかけてます。
そこをどう理解して、活かして形にしていくかだなあ。
そうそう!お部屋に飾られた木の絵には、たくさんの桜が開花!
いろんな時間に集った方々が参加して、見事に部屋に春をもたらしてくれてます。
5つ作ったら一個持って帰っていいよ、と言う約束で頑張った新中学生も。
昨日はiPadを持っていき忘れたので写真は後日送っていただく予定。
今年からボランティアで行ってる若者支援のwaiwaiスポットさん
5月の大津っこ祭りに向けて、アニマルマカロンストラップを一緒に作ってます。
1月26日に初めてお邪魔して、その時作り方を説明して、今回3回目の訪問。
昨日持ってきて見せてくれた作品が、ちょー可愛かった。
私のより!(悔しいけど)
綿を薄めに入れて、ちょっとぺったん的な感じ。
リラックマっぽい。そしてペンギン。前はカエル作った方だなあ。
他の方もタヌキとか知らないうちに思っても見なかった動物たちが誕生してる!!!
いろいろな事情でしんどさを抱えてる方も、「なんとかここまで来れました」ってお話できて、途中笑い声も聞けて、心強いスタッフさんたちが柔らかく見守っているその空間は、私も居心地の良い場所でした。