布絵本と布おもちゃの部屋
昨日は伏見で視覚障害の方のための手芸の日でした。
リクエストがあった防災頭巾、5名の方のうち3名の方が無事完成。
「冬にかぶるとあったかいね」とおっしゃりながらかぶって撮影したお写真の中の参加者の方は、とても可愛いらしかったです。
インスタに載せてもいいですか?とお聞きすると、笑顔で快諾。
この教室はいつのそうですけど、縫いながら昔のお話などで盛り上がるんですね。
他の教室でもそうなんですけど、昨日は特に視覚障害の方ならではのお互いの情報交換や支えの場であることを実感した時間でした。
一人暮らしのある方が「私、そろそろ高齢者施設に入ろうかと思ってるのよ」とおっしゃったんです。
そのかたはとてもしっかりされてる方だったので、他の方が「できるだけ地域の中を続けた方がいい」といろいろとアドバイスされてました。
ここに行けば、こんなサービスがあって、こんなことができるよ、とか。
月に一回、同じものを作って手を動かしながら、とりとめもない話をしている中に重要なことがふっと入り込むことがある、
縫い合う時間、いや縫うだけじゃくて、何かしながらその空間にいるってそういうことが生まれるんだな、
ということを感じた、貴重な時間でした。
いつもこの教室の帰りはすごく幸せで、大好きな珈琲屋さんに行って、教室を振り返りながら1人打ち上げをします。
マンゴーケーキがとても美味しかった!
昨日から守山駅の綜合案内所の市民ギャラリーで、マコっぺのぽちぽちらいふの個展が始まりました!
マコっぺさん、どうゆう関係かと言いますと、講習の生徒さん(日中一時支援事業 笑ホーム主催)開いていらっしゃるホームの利用者の方。
とても素敵な作品を作る女の子がいるんだけど、マルシェとかどうやったらいいかわからないから教えて欲しいっていうお話から、まずは市民ギャラリーで作家手ビューしたらどうでしょう、ということで今回の個展が実現したんです。
私は今回この可愛いポーチを購入。
とらさんポーチ、結構売れてました。
実はこの展示には、マコっぺ応援隊の方の作品も置いてあります。
講習でお教えした作品もあります。
今回は「どうぞ」ということで許可済み。
ということは、私もマコっぺ応援隊、ということですね。
ママの簡単手芸タイムは、家庭科が苦手でも何かお子さんのために作ってみたいというママのための応援講座です。
手芸道具も持ってこなくていいし、手ぶらで、ふらっと立ち寄って欲しい、そんな講座にしようと思ってました。
ワンコインで材料費も込み、私にとっても現役のママたちがどんなものが欲しくて、どんなものなら作れそうか知りたいっていうのも大きな目的。
昨日はお二人参加で、お二人とも小さなお子さん連れで、見守りさんがお一人来てくださいました。
机の上に材料を広げて作り始めたんですけど、昨日とても嬉しかったのが、作る作業よりリフレッシュ要素が強かったということです。
ママたちは育児休暇中で、元々は各分野でバリバリ働いていた方たち。
なんの部活だった?とか、好きな芸人さんいる?とか、色々雑談しながらちくちく。
「趣味は?」ってお聞きすると、今はそんな時間ないなあっていう話になって、そこからママたちの葛藤や悩みなんかが見え隠れする時間。
帰り際「子どものことは大好きなんです。
でも2人で向かい合ってる時間がふと辛くなる時があるんですよ。
なのでこういう場所で子どものものを縫ながらおしゃべりするのって、すごくリフレッシュになりました」と、ニコニコして、次回の参加を希望されて帰られました。
あ、これだ!と思いました。
手芸でつながる、私がしたいことそのものだ、と思いました。
それは、きっとこのぶらっと169ばんちさんという場所もお家の中にいるような感覚でいいんだと思います。
そして応援に来てくれた見守りさん(ママたちが縫ってる時にお子さんの相手をしてくださる方)もこのぶらっとさんのハンドツリーで出会った方。
一年前からやってきた活動が少しずつつながって形になっていってるなあ。
ゆっくりゆっくり、そこが結構大事なのかもしれないです。
作品はまだ途中だけど、お家ではできそうにないので次回来てやりますっておっしゃってました。
ハンバーガーやさんで遊んでるお子さん。
ぶらっと169ばんちの壁の木の周りも一年過ぎるととても賑やかになりました。
6月は蛍。
生き物を増やしてから、お子さんたちがとてもよく遊んでくれてるというお話を聞いて、初めてよかったなあと最近実感してます。
お子さんたちはとても観察力があって、私たち大人がキャラとして刷り込まれた情報に違和感をもつようで、なかなか頼もしいです。
例えばおたまじゃくし。
黒の体に目を入れるとなると、目立たせるために白の中に黒の刺繍をしてるんですけど、「おたまじゃくしに白目はないよ」と異議を唱える、らしい。
貼り付けられた生き物のぬいぐるみから、実際の生物を観察する!
私が思っていた以上の場になっているなあと、とても嬉しい。
そしてもう一つ聞いた嬉しい話は、この生き物の小物たちを使って小学6年の男の子が1人こっそりお話を作りながら動かしていた、らしんです。
それを目撃したのは運営者であるさきこさん、
お話を作ってたのは実はお孫さん。
ザリガニに食べられてるメダカ、これが彼がお話を作ったとの残像。
守山市は蛍推しです。
キャラクターもモーリーというホタルのキャラの子。
せっかくだから蛍を飛ばしませんか?と前回のぶらっとさんのハンドツリータイムに提案したら、他の方が「蛍、可愛くないでしょう?」とおっしゃったんです。
「でもモーリーに寄せたら可愛くなりませんかね?
やっぱ6月は蛍でしょ!」と私が無理押ししたために、蛍に決定。
で、いざ作ろうと思って考えると、いやあ、難しい。
確かに可愛くない。
そう考えたらあの蛍からモーリー、よく考えたなあ。
色々悩んだ末、モーリーを一つ作って、後、可愛くないけど蛍を何匹か作ることにしました。
モーリー、別に売る訳じゃないし、地域活動だから著作権とか大丈夫だろう。