布絵本と布おもちゃの部屋
浜大津で簡単布雑貨講習を終え、
途中下車して買い物をして帰ろうと、草津で降りて歩いていたら、ちょっとした人だかりが。
どうも高齢の女性の方が倒れたらしい、です。
なんとか周りの人が起こしたんですけど、女性の方、うまく立てない状態。
それまでは押し車でお買い物されていた様子。
救急車を呼びましょうか、と周りの方は何度も聞かれてましたけど、受け答えもしっかりされてるし、歩くのがどうもおぼつかないのがいちばんの心配で、お家も近いということなので、ではついていってあげましょう、という流れの時に私がそこに居合わせた、って感じです。
押しぐるまを持って歩き始められると、まだ後ろに重心がかかって危ないなあ、ということで
その中にいらした4月から消防隊員になるという、若者が「僕が背負ってあげましょう」と女性の方をおんぶ、そして数人で、お家まで見届けました。
おうちに着かれた時は、元気になられてて、みんな安堵の結末。
とかくと、単純な出来事に見えますけど、その場に居合わせた5人プラスわんちゃん一匹がタッグを組んで、試行錯誤しながら送り届けて、さわやかに解散した、30分。
まだまだ大丈夫な国なんだなあ、って思える午後でした。
簡単布雑貨教室は、個々でリクエストに応じるという自由度の高い講習です。
一応ラインナップはあるんですけど、受講された方のニーズに合わせてできる限り対応させてもらう、というスタンス。
今回、お一人「マルシェなどで販売する作品を作りたい」というリクエストでフリースのぬいぐるみを作ってもらってます。
このシリーズのウサギとクマは作られました。
次はカエルを作られるんですけど、このシリーズ、お子さんも作れるっというのが売りで簡単な作り方。
フリースの外側をなみ縫いして縫い合わせているので、縫い目がモロ見えるんです。
それはそれで可愛いと思うんですけど、販売するとなるとそれは避けたい、とおっしゃって、
「じゃあ、中表にして縫い合わせてひっくり返すという縫い方にしますか?」という方向で。
ただ、そうなると角角のエッジが甘くなる。
つまり中の縫い代がもたついて、輪郭が丸みを帯びてしまうんです。
ということで、昨日その中表にしてひっくり返す方法でカエルを縫ってみました。
上のカエルと比べて、エッジが甘くなるっていう意味、わかります?
それでそれで、顔も変えてみました。
どうでしょう?
明日の教室で生徒さんに見せるんです、この子達。
昨日は、駅前総合案内所に行ってきました。
笑homeさんで、若い作家さんの今後の方向性の話をしたのは先週の金曜日。
その中で一つ提案したのが、駅の総合案内所の中にある市民ギャラリー。
まずはここからスタートしたらどうだろう、と。
守山市民だったら1週間無料で貸してくれます。
私もさせてもらったことがあります。
その時来てくれた方の何人かか、教室に来てくれました。
商品も販売してよくって、15%収めればOK。
ということで、久しぶりに駅前総合案内所へ。
ここのスタッフの方、商工会議所の方で、10年前かなりお世話になりました。
会員になっていたので、商工会議所主催の「もりシェ」に出たり。
でも10年前だからなあ、流石にスタッフさん変わってるだろうなあ、と思いながら
「ちょっと市民ギャラリーのことでご相談があるんですけど」と窓口の方に話しかけると、
「えええええ????布おもちゃの?
えええええ!!!せんせー?久しぶりぃ。お元気でした?
今日はどうされました???
お名前は、えええええっと。」
中に3人奥にいらした方、あの当時のままの知ってる方!
奥から出てこられた男性の方も、顔馴染みの方!
となると、話は早い。
6月後半に仮押さえをして、正式には笑homeの方に来てもらって申し込む方向に。
「それにしても10年前ですよねー」
スタッフさん、全然変わってらっしゃらなかった。
10年の歳月をお互い全然感じることなく、「あらあ、先生、まだ携帯持ってないんですね」なんてことも覚えてらっしゃったり。
前の自分の活動が役にたったなら嬉しいなあ。
今回はつなげる役ができたかな、ってちょっと嬉しくなった日。
若い作家さんの初めての個展、いろんな人が見に来てくれたらいいな。
昨日は次のシーズンのリビング簡単布雑貨のサンプルを作ってました。
季節ものの飾りが欲しいというリクエストがあったので、4月に鯉のぼりの釣り飾りを作ることにして今作成中なんですけど、そこで困っているのが各鯉の大きさ。
真鯉(お父さん鯉)緋鯉(お母さん鯉)の大きさに差をつけようか、
つまり真鯉をちょっと小さめに作るほうがいいのか。
このご時世ですから、あからさまなのはどうか。
ちなみにうさぎのお雛様の大きさは一緒にしました。
それで色々と調べてきたんです。今一般的にはどうなってるか。
その時に出てきてついでに読んだのが「鯉のぼり」の童謡の話。
🎵やねより たかい こいのぼり
おおきなまごいはおとうさん
ちいさいひごいはこどもたち
おもしろそうにおよいでる🎵
気づきました?
そうなんです!
ママがいない!
昔は緋鯉は子どもたちだったんですね。
そこで鯉のぼりの歴史を紐解くと、童謡が作られたのが1931年(昭和6年)
この頃の鯉のぼりは木綿や紙でできていて、赤と黒の2色。
男子の誕生を祝って鯉のぼりをあげていたので、鯉のぼりもパパと男の子、っていう設定だったようで、
元々昭和初期は黒の鯉のぼり1匹だけだったそうです。
昭和30年くらいから量産性のあるナイロンの鯉のぼりが5色で誕生して、ファミリー層にフィットしたものに変化していった、というお話。
参考のHPはここhttps://plus.chunichi.co.jp/blog/oonishi/article/672/10564/
なるほど。
で、今制作中の鯉のぼり、まあ、女性と男性では体格にやっぱ差があるよな、と思ってママ鯉90%で作ったらちょっとこれは小さすぎるわ。
これは子どもの鯉の大きさだなあ。
全体的にちいさい釣り飾りなので、同じ大きさにしようかと思案中。