布絵本と布おもちゃの部屋
昔の生徒さんと10年ぶりに出会って、その方が今でも教室で作ったお雛様を飾ってますっておっしゃってお写真をいただいて、嬉しくてその旨をインスタで紹介したら「私もですよ!」ってメッセージが届きました。
年賀状はやり取りしていた生徒さんだけど、インスタを見てくれてたなんてちょっとびっくりしました。
非アカウントの方だったので気が付かなかったけど、あー、この方はあの子かあ。
ほんとに初期の生徒さん。あの時幼稚園前だったお子さんも高校生。
その時感じることができなかった、年月を経て今そのおもちゃがどうなってるか、それを作った方やそれで遊んだお子さんたちはどうなってるか、それをタイムマシーンのようにあの時の自分と一緒に確かめている感覚。
改めて幸せな仕事だなあと思ったのでした。
昨日は若者支援のwaiwaiスポットさんの活動日で大津まで行ってきました。
10時から開いているその部屋に、10時半くらいに常連の青年が顔を出してくれました。
この後バイトがあるから長くいられないけど、と言ってUSJのお土産を持ってきてくれました。
その後、USJの話を10分くらいして、じゃあ、またと言ってバイトに向かった青年。
USJで売ってるものって、可愛いキャラクターの缶入りだったりして結構高いんですよね。
入場料だけでもいい値段がするし、自分の推しキャラのものを買ったりするとどんどんお金が飛んでいくそんな中で、お土産を買ってきたいと思える場所があるって大切だなあって思いました。
そこがきっとその人の居場所なんだなあって思いました。
余談だけど、このチョコレートのお菓子をもらって「お、カービーだね」というと、「これ、マリオに出てくるキャラです」
・・・情報が更新されてない私。
単発講習のほとんどはその場で関係が終わることが多いんですけど、かなにはその後の様子をお写真で伝えてくださる方もいらっしゃいます。
鳥取の靴下ぬいぐるみ講習でゾウさんを作ってくださった方も、飾ってくださっている風景と様子をメールしてくださいました。
お子さんたちの図書館?関係のお仕事だったと思うんですけど、そこの扉にゾウさんをかけてくださっています。
実はぬいぐるみの中に入れる鈴を持っていってたのをプレゼントしてたんです。
「いただいてよかったです。このゾウさん、子どもたちに大人気です」というメッセージが書かれてました。
モケモケの靴下で作ってくれたゾウさん。靴下の柄を利用した耳がポイント。
この子が、鳥取のお子さんたちに可愛がってもらってるんだなあ。
昨日は2回目のぶらっと169ばんちさんでの「ハンドツリー」活動。
ハンドツリーとは、ぶらっとさんの中央にある木を季節のもので飾ろうっていう活動名称。
春は桜の花を作ってます。
小学生高学年のお子さんも作ってくれているという話を聞いて、「これこれ!こういうことを目指してたんです!」と叫んでしまいました。
もちろん強制ではなく、作りたくなったら作るっていう形なので、作りたくなったのね。嬉しいなあ。
その子が作った桜を持って帰りたくなったんですって。
その時のそばにいらしたお母様の対応も素敵。
「10個作ったら1個持って帰っていいよ」というルールを作られたんです。
私はよくボランティアの場所をセッティングして思うのですが、自分にも嬉しいことがないと続かないんじゃないかなあって感じます。
それは、喜んでくれる顔とか言葉とか、そいういものでもあるし、自分がそれで何か学んだりできたりすること。
その一つに10個作ったご褒美に一個記念に自分にあげる、っていうの、いいなあって思うんです。
部屋に自分の作った桜が咲く。
それをみながら、別の場所の桜を思う。
素敵だなあ。