布絵本と布おもちゃの部屋
今週の土曜日は、母子生活支援施設での講習です。
前回、完成できずにお母さんたちのストレスを若干感じました。
今回はなんとしてでも完成に持っていきたい。
ただ、簡単にできそうなものは申し込みが少ない。
ちょっと作れなそうなレベルの作品にじゃないと、作りたいという気持ちにならないんだろうなあ。
それを埋めるのが、どこまで準備していくか、ということになります。
今回の作品は、お子さんの性別や年齢などを考えて、選択制にしました。
鈴入りの大きないちごガラガラ。
バナナとイチゴのチャーム。
イチゴのチャームとイチゴの髪飾り。
この3パターンの申し込みがありました。
これを2時間で作ってもらう。
とりあえず職員さんと、「一個完成を目指そう」っていう目標にしてもらうことに。
すぐ縫えるようにカットと印つけはしました。
髪飾りのイチゴのビーズ、つけるのに時間かかるなあ、ってことでこれも縫い付けておきました。
6人参加なので、針と針山も用意して糸も通して持っていこうかなあ。
インスタのXっぽい(旧ツイッター)的なアプリ、threadのアカウントは一応持ってます。
インスタと連動してるので登録も簡単だし、Twitterを使いこなせなかった分ちょっとやってみようかなって思って入れてみたのがthreadが始まった時だから、結構前から入れてます。
入れてみて驚いた。
フォローもしてないのに、洪水のように流れる個人の呟き。
ちょっと読んでみたら、情報というより心の中の想いや気持ちが中心。
アルゴリズムによって選ばれた呟きが流れていると思うんですけど、重い。
時々、今の若い方はどんなことを思っているのかな、って読んでみたりするんですけど、短い文での呟きは結構ストレートで対立も生まれやすくて辛くなって、すぐにギブ。
あー、私には合わないアプリだな、とiPadから削除。
だけどインスタを使ってるので、threadにフォローやアクションがあると連絡が来るのでまた入れて、のぞいてみる。
で、やっぱり無理だーとアプリを削除してしまう、という連続、、、
minneの注文のリピーターさんは表示されますし、過去にメッセージのやり取りをした方はその履歴が残っていて、ああ、この方がまた作ってくれるんだ、と注文の喜びも2倍増しになります。
キットの場合は、作ってもらうという一手間かかるのでそれを無事終えて、その上おもちゃなので、お子さんも遊んでくれた、というプロセスを踏んでの再注文、ということなので。
今回再注文があった方は、とても印象的なやり取りをした方でnoteにも書いたくらい。
今回は春に男の子を出産予定なので、色違いのにぎにぎとタオルボールの注文がありました。
noteにも書かせていただいた方なので、何かお祝いがしたいな、と思って手作りカードを作ってみました。
昨日のリビングの講習で、前回おもちゃを完成させてお孫さんのお誕生日に間に合ったという方がいらっしゃいました。
ゆっくりゆっくり作られる方で、去年は布絵本のうさぎちゃんを完成させて、ご家族親戚中の脚光を浴びたと嬉しそうにおしゃってました。
もちろんお孫さんも喜んでくれたし、今回の苦労して作った新幹線はやぶさはどんな反応があるだろう、と私も楽しみにしてました。
答えは、
もうタイトルを読んでわかるように、お子さんの反応が薄かったそうです。
渡した時は嬉しそうにちょっと持って、すぐポイって感じ。
「はやぶさのおもちゃはもう持ってらっしゃる?」
「はい。新幹線のおもちゃ、たくさんありますね」
そっか。
まあ、それだけが原因じゃないとは思うので、私もちょっと落ち込んじゃいました。
子どもの心を掴まなかったかー。
これは実はあるあるです。
布おもちゃの場合、苦労して作ったのにストレートな反応をするちびっこが喜ばないように見えた時(この辺りの表現が往生際の悪い私)かなり落ち込みます。
私も経験がある。
ここで喜ばないうように見えた、と書いたのは、こどもがおおきくなったときに聞いたら、こちらが思ったことと違う記憶になってたりするんです。
これ、noteにも書いたんですけど
https://note.com/ktamago/n/n54c00db32349
でも、あまりに落ち込んでらっしゃるその方みて、かける言葉もなく、、、
「次は鯉のぼりの飾りを作りましょっか?」と言ってしまった。
男の子は難しいんですね。
息子と孫と今までの経験の中で、布のおもちゃは割と女の子のウケがいいし、女の子は小学生になっても喜んでくれたするけど、男の子はプラスチックとか金属製の本物に近い車とか電車とかが好きだったりします。
4歳になったお孫さん
でもこれから遊んでくれるかもしれないし、記憶にどう残ってるかわかりませんよね。
もしかしたら大きくなって、ばあばのちょっとがっかりした顔を思い出して「悪かったなあ」って切ない思い出になってるかも。
私自身が母が作ってくれたワンピースを喜ばなかったことを、感謝と謝罪の混じったような記憶で抱え持っているので。