布絵本と布おもちゃの部屋
私は山口に行くたびに、空の色がターコイズブルーのように濃いと感じるんです。
湯田温泉駅を降りて、今はもう無き実家に帰る道で、見上げた山際の縁取りを際立たせるブルー。
家族に話すと、そんなわけはない、というから、今日写真を撮って送ると、即送り返してきた滋賀の空。
笑った、同じだったもんで。いや、むしろ滋賀の方が青い?
何で山口の空がそんなに青いって感じさせたのだろう。
この際立つ山と空のコントラストは、私にとってどこか圧迫感がある、そんな感じです。
実は私は故郷が苦手だったりします。室生犀星の「ふるさとは遠きにありて思うもの、そしてかなしくうたうもの」派です。
「うさぎおいしかの山 小鮒つりしかの川」派ではないです。
あ、でも空の色は同じだった。
ちなみに上が山口。下が滋賀。
おまけの写真は、今山口が推してる白狐。このポストがいっぱい。
さっきキットの発送のために郵便局やら行ってた時、小学生の男の子とパパがいて、会話が耳に入ってきました。
男の子「あー、早く秋になってほしいなあ。秋が来ないかなあ。」大きく頷く私。
「あ、でも秋が来たら夏休み終わっちゃうなあ。最悪!」あははは、と心の中で笑う私。
だよね、そうだよね。この背中合わせの出来事を消化していかなくっちゃ、人生は。
昨日見ていたドキュメンタリー番組で、犯罪を犯してしまった少女に(闇バイト詐欺)「良かったことと悪かったことは?」って少年院の職員さんだっけ、聞いた時
「うーん、良かったことはないかな。悪かったことは、家族との時間が失われたこと。あ、でもこのことがあって、家族との絆(違う表現だったかも)ができたから良かったのかも」
それまでその少女は誰にも胸の内をあかせず、家族の中でもずっと孤独な日々だったと、少女の犯罪から別居してた両親は元に戻り、彼女と正面から向かい合い始めたということでした。みんながみんなそんなふうにはいかないにしても。
今日は午後から母に会うため山口の予定。しかし!今母、コロナ濃厚接触者のためPCR検査結果待ち状態。11時に結果が分かり、そこから全キャンセルするか、新幹線に飛び乗るか、決めます。今日もバタバタの1日の予感。
洗剤のボトルの注ぎ口から液体を入れる時、華やかなラベルを自分の方に向けると、左利きの場合、注ぎ口が逆になるんです。
で、向きを変えないといけない。
いつもラベルを表向きにしておきたい方にとっては、その度に逆向きに持って液体を注がないといけない。ちょっとしたストレスだったりします。
まあ、大したことではないです。
けど、左利き以外の人は、このことに気がついてないでしょう。大概のものは右利きに合わせて作ってあるわけです。
左利きあるあるは、駅の改札の時手をクロスにさせないといけない、とか、丸くないお玉が左手では注ぎづらいとかあるけれど、まあ、そのレベルです。
ただ左利きは積み重なる小さなストレスで、右利きより9年寿命が短いらしいですけど。
多数にいろんなものが合わせている現状を、こういうところから感じることができるんですよね。いつも少数の立場の方を感じながら生きたいなあと思う次第です。
今年は夏祭りが急遽混雑のために中止になって、張り切って縁日デビューの予定だった双子たちは、お預けになっちゃいまして、じゃあ、縁日っぽいことをしてやろうと、ヨーヨーとか作り物だけど金魚とか、スーパーボールとかビニールプールに浮かべて遊ばせてやろうと、用意しました。
まあ、作るところから一緒にしようと、プールに空気を入れて、水を入れて、ヨーヨーを作って、さあ、釣ってごらんと、「こより」に針金を吊るしてやらせてみたけど、これは4歳児にはとても難しい。じゃあ、スーパーボールとか紙のすくいで取ってみる?ってやったけど、すぐに紙が破れて、これもなんだかなあって感じ。で、最後にしっかりした網のすくいを渡してみたら、これはまあすくえるだけど、だから何?って感じで盛り上がらないんです。
で、そのうちヨーヨーに水と空気を入れる注射器みたいなのに興味が入って、ヨーヨーの風船にはめて飛ばす遊びにハマってしまった。もちろん彼らが考えた遊び。
で、そのうち、上手くなってきて膨らむようになると、じゃあ、水入れてみよっかって挑戦させると、初めは力が足りなかったりで膨らまなかったのが、ある時ふっと上手に水が入って、その後空気も入って、綺麗なヨーヨーの形になっていったんです。
その後くくるったりゴムをつけたりするのは大人の仕事だけど、もうそれはそれは得意げで、みんなの分のヨーヨーを彼らがどんどん作っちゃいました。
だからといって、ヨーヨーを手でぱんぱんするのはうまくできないし、今回はそれを楽しむことはなかったけど、
あの水鉄砲的な器具がまず魅力的なんでしょうね。で、できた喜びが形に残るのも嬉しかったのかなあ。
で、作ってくれたヨーヨーで私が遊んでみました。これが結構難しい。。。。手からズレる。。。昔はもっと楽〜にできてたと思うんだけどな。ほぼ50年ぶりかも。
最近、本のソムリエ的な方から教えてもらった絵本『すしん』を購入。
お寿司が暴走する?絵本。
で、4歳の双子と一緒に早速読んでみたら、もう大受け。
3人で謎のすし語を大合唱。スシーン、スシーン、しゃりーん!
そしてケラケラ大笑い。絵本でこんなに笑う?
どんな絵本か興味のある方はポプラ社さんのHPへどうぞ。
https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2900484.html
昨日はカミナリが鳴ってたので、『カミナリこぞうがふってきた』も一緒に読みました。
この絵本もダイナミックで、子どもたち、大好き。